500文字の心臓

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短さは蝶だ。短さは未来だ。

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【選評】P - だんぞう

2017/01/25 (Wed) 00:59:49

ようやく書く時間が取れるようになったと思いきや、ノートPCが死にそうで、ここ数日はネットへの接続もできませんでした。とりあえず直近のデータをバックアップしています。
遅くなってしまったので、もし間に合えば……です。


○ P6
> 見たことのない文字であつたが子葉に
「P」から「樹」に育つなんてワールドワイド!
お題の処理の仕方以外にも、物語としてもほっこり楽しませていただきました。素敵です。
P←白旗。


○ P19
>チョット、足を引っ込めてみたのでR。
シンプルながらバランスもテンポもよく、実際の文字列長以上の余韻も楽しませていただきました。


× P13
>近頃、町のあちこちでPという看板を
どことなく物足りなさを覚えてしまうのですが、かといって何が足りないのか明確に出てくるものもなく……いや、これはこれでいいのかな、いや、これは。なるほど。
雰囲気が好きなので、△と迷って×。お題かもん!

無題 - 名無し

2017/01/24 (Tue) 19:48:01

拡散文書

最近異常気象が目立ちますけど、台風も地震も大雨も、米国がHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)で作り出したもんです。「HAARP、地震」 「HAARP、台風」等で検索してもらえば出ます

この世の病気、争い、自殺、殺人、墜落事故、交通事故、火災、ありとあらゆる災いを、秘密裏に作り出してる組織がNSAで、総括してるのが【米国防総省】です

本題に入りますけど、創価(なりすましのNSA)が一般人や学会員を病気にしたり、事故に合わせたりする、危険な組織だって事が世間に知られてないので、拡散させてます

犯罪組織を特定して、拡散していく事で、この犯罪は減って行きますから、盲滅法にバラまいて、世間に浸透させてます

この犯罪の主犯各は、米国の諜報機関(スパイ) のNSAです

創価が、CIA(米中央情報局、スパイ)の下部組織ってのもあって、『NSA』っていうスパイが、創価の悪事に便乗して、創価になりすまし、創価を利用してやってる犯罪です

公明が与党になってから、精神科、心療内科急増、障害者手帳を持つ人急増、向精神薬の売り上げ急増。何十年にも渡って、人知れず多くの人に災いを与えて来た政党が、公明(なりすましのNSA )です

多くの人を病気にしてるのに、この犯罪が世間に漏れてない理由は、遠隔から私生活を監視盗聴して、生活に沿った病気や痛みを与えて来たからです。重い物を持ったら腕に痛みを与えたり、ツラい事があったら鬱にしたり等。相手に覚られず、任務を遂行するスパイ組織が主犯各なんで、私生活に便乗して、違和感を持たせずにやります

NSAは自国に害をもたらすテロリストや、凶悪犯を監視して撲滅させる諜報機関なので、地球上の全ての人を管理し、不届き者を秘密裏に懲らしめる事をします

【重要】青森県三沢基地には、 NSAの電波傍受(盗聴)施設がありますし、世界中に通信傍受施設を配備してるので、地球上のどの地点にいても、ケータイやPC等の通信機を介して盗聴します。通信機は、電源オフにしてても盗聴器になってます

この犯罪は、GPS (全地球測位システム)を使ってやるので、地球上のどの地点にいようと、どんな建物の中に入ろうと、継続的に、監視追跡出来ますし、どこに居てもピンポイントで、痛みやカユミや病気を作れます

そもそもGPSは、【米国防総省】が軍事目的で開発したもので、管理運営も【国防総省】がしてます。NSAは【国防総省】の管轄で、CIAが大統領の直轄です。台風や地震を作り出すHAARPも、【米国防総省】主導によるプロジェクトです。つまり、この地球規模犯罪を総括してる組織は【米国防総省】って事です

ノイズキャンペーン(騒音の嫌がらせ)に至っては、救急車のサイレンで嫌がらせする為に、重篤な患者を作り出しますし、パトカーが付きまといをする集団ストーカーは、警察に通報させないように、警官を操って、いかにも警察が嫌がらせしてるように、工作します。警官は、自分が操られてる事に気付いてません。これらは全国でやってますから、警察関係者は知らぬ間に、多くの人に恨みをかってるって事です。警察の内部事情は全て筒抜けで、パトロールに行く時間も全て把握してますから、それに便乗する形で警官を操り、定規で測ったかのような、神懸かった抜群のタイミングで集ストします

行く所行く所で周りの人が咳払いしたり、くしゃみをしたりする集団ストーカー(ギャングストーカー、ガスライティング、コインテルプロ、自殺強要ストーキング)は、被害者の周りの人に波動を当てて、咳払いやくしゃみをさせてるだけです。いかにも集団でストーカーしてると思わせて、心理的負担をかけてるだけです

咳をした時の周波数と同じ周波の波動当てると、人為的に咳を出させる事が出来ます。例えば、TBSラジオ90.5MHz、ニッポン放送93.0MHzに周波数を合わせると、これらのラジオを聴けます。これと同じように、食欲が湧かない時の周波数、眠れない時の周波数って具合に、それぞれの周波数と同じ周波を当てると、ラジオが切り替わるように、その状態に切り替わって、意識操作や精神疾患を作り出せます

生態の周波数コードを読み取って、脳波パルス信号に、同じ周波数を送ると、波動が共鳴して、その状態に切り替わります。例えば、人が右に曲がる時の周波数コードを読み取って、その周波数と同じ周波を送ると、いとも簡単に右に行かせる事が出来ます。これを利用すれば、警官を操って、パトカーに集ストさせる事も、たわいないです。好き嫌いの感情、食欲等を操る事なんか、造作もないです

例えば、蛍光灯に虫が集まるのは、ある決まった周波数の紫外線に、吸い寄せられてるからです。逆にいうと虫ですら、周波数で操作が可能って事です。昆虫類は、それぞれが違った周波数の光に誘引される性質があるんで、どんな虫でも周波数を変えると、自在に操作が可能って事です

創価が仏敵によくヤる、家の中に害虫を呼び込んだり、カラスを屋根の上に集めて暴れさせたり鳴かせたり、犬を吠えさせる嫌がらせも、NSAが軍事技術を用いてヤってます

ちなみに、27~38Hzで不眠に、48~55Hzで喘息に、88Hzで片頭痛が引き起こされます。それぞれの病気が、それぞれ決まった周波数を持ってます。これらの周波数と同じ周波を当てれば、どんな病気でも作り出せるって事です

特に、公明の支持母体、公明の栄養源である、創価の活動家には、頻繁に災難が降りかかるんですけど、信者は皆、魔(仏罰、現証、非科学的な原始的発想)にヤられてると思ってます。災難が続くと、信者は仏にすがって、学会活動や選挙活動に精を出すようになるので、定期的に科学技術で災いを与えます。モチベーションを上げさせる為の、起爆剤みたいなもんです

人間心理ってのは面白いもんで、自分の存在が明らかにされない場合、他人に対して冷酷なまでに大胆な振る舞いが出来ますけど、身元を特定されて犯罪手口が皆に知れ渡ると、大胆な事をすれば自分に被害が及ぶので、やりたい放題出来なくなり、犯罪の抑止効果に繋がります。なので、こいつらに火の粉を振りかけるべく、【米国防総省】の名を全面に出して広げてます

【選評】P - まつじ

2017/01/23 (Mon) 22:37:20

 こんにちは、まつPです。
 同じ場所で跳ね続けると、糸が切れちゃうよ。
 20作であれば、扉、奥付とか入れて24Pくらいの小冊子になりそうですね。

<P1>「これが永遠
 白衣の女性が謎すぎますが、「実態は過去を繰り返し生き続けるだけ」というのは興味深かったです。私の書くものも同じだろうかどこへいこうというのだろうか、自問自答。

×<P2>忘れられた夢の、
 ごく正直にいえば、毎度の形式、食指が動かないと申しますか。ただ、これを骨格としてひたすらより良きものを作ろうというならばその気概は尋常ではないとも思えるのです。

<P3>古坂大魔王が売れて
 さまざまなPで描く情景。高校の時に地学で習ったP波とS波がなつかしい。きっと私が見つけていないPもあるのでしょう。センチメンタルで儚い、Pが私を通り過ぎていきます。

<P4>休み時間のたびに、彼Qは
 あっ。そういうことか。と閃けなくて参りました。「待っても出会えない」から、この仕組みのなかで彼女はBに会ったことがないのではないか、という疑惑につまづきます。

▲<P5>広大な綿花畑の中を汽車が
 汽車の愛称がかわいらしくて、和みます。リズムがよく読みやすいしゃれた文章だなと思えば、最後の一文があらわれることでまた随分趣が変わり、新たな感情が呼び起こされます。

<P6>見たことのない文字であつた
 子葉がかわいい。「樹」になるところに何か隠された意味があるのでしょうか。癖のある書き様で目立ちはしますが、特定の言葉が出てくるでもないため、Pでなくともいう感じも。

<P7>パンケーキ屋は平和
 「パンケーキ屋は平和だ」「PはピストルのP」「気づいてる?」をなくした方が緊張感が出るように思えます。パンケーキが、いい味出しています。もっと好きになれそうな作品。

<P8>「……ポップフラ
 地の文の語りに相手のセリフを放り込む形は、語り手の気持ちをよく表すようで上手に感じます。「見たことない財布」も好印象。言ってしまえば彼の愚痴でしかないのですけど。

<P9>夜空の星が全て落ちてきた
 なんとなはしに、わくわくしますね。職員の第一台詞の「実は」はないほうが、職員にとって当たり前という感じが出るようにも思えますが、些末なことでしょうか。新しい世界の朝。

<P10>部屋は密室だ。宝物のP
 妖しい雰囲気。蚤は少女へ、腹の中には愛しい人、指輪をはめる。魅力的にも感じますが、ここまで出来るならこんなまだるこしい状況を作ることはあるまいに、とも思えてしまい。

▲<P11>黒い蟻塚の中に小型人類
 タイトルが掴めてはおりませんが、独特の緊張感があります。ひっかかりがあるとすれば、神の視点(語り部)が突然「知る由もない」と秘密主義になってしまったことでしょう。

<P12>父が死ぬまでの数年間、
 背景が見えて来ないために、私には入り込みづらかったです。けれど「P」の使い方は素敵でしたね。文章からでは、父も洞窟に暮らしていたという確信が持てません。お餅たべたい。

●<P13>近頃、町のあちこちでP
 果たして、彼の「P」は。読者に投げかけたふうでもあるという私の読みどおりだとすると「P」でなくても感は強いが、想像を超えたPの存在を語らずに予感させることもできる力技。

<P14>午後になっても教授から
 奇怪な磁力が発生している模様。かなり危険な状況に思えるが、なんだか長閑です。性的な気持ちは色々を凌駕しますものね。ツッコミどころ満載、隙が多くて、どうにも和みます。

<P15>初めて会ったのは池袋だっ
 「初めて会ったのは」となると三度以上は会っているのかもと思えてしまい、そうすると逃げたあとの物語も広がりますが、実際どうなのでしょう。少しだけ心を引っ掻かれるようでもあり。

<P16>箒星Pが夜空に現われ、
 魔女の固有名詞にどんな意味が込められているのかが鍵でしょうか。Pよりもむしろ気になったのは「緊急声明S」で、これもまた解読のヒントが隠されていると踏んでいるのですが…。

<P17>白い部屋のなかでわたしは匿われ
 読めばおよそパーフェクトとは思えないものに「完全体のP」と呼ぶことに、作者の意地悪を感じてみました。幻想のようなパーフェクトを追い求める様子が、空しくて哀しいです。

<P18>お子様ランチの唐揚げが
 グリーンピースは、なぜこんなに扱いが低いのか女王よ。と既に脱線。かわいいが、かわいいだけ。かわいいだけでもいいじゃないか。もうちょっとあっさりしていたら、よりかわいかった。

●<P19>チョット、足を引っ込めてみた
 ほぼほぼ単純な記号として扱ったという点が好ましい。教育テレビでありそうな画ヅラです。にゅ。にゅにゅ。正座したらBになるかしら。足をしまえばDになるかしら。ね。

<P20>一連の事件の犯人は誰もが
 意地悪だけど、私にとっては意地悪が軽いというか、ねちっこさが足りない。どうせなら全部会話で成立させてみたほうが面白かったかもしれません。大事なのは冒頭ではなさそうですし。

 たとえばロシア語の「P」って、「ピー」ではないんですよね。
 自分も、ああ、アルファベットの「ピー」ね。と、すぐさま思ってしまって、それもある種こわいことだな。
 なんて。いや、普通なんですけどね。でもそれが怖い。
 それで、そういう気配を感じるものに今回は票を入れる傾向が強かった私です。

【選評】P - よもぎ

2017/01/23 (Mon) 20:56:07

よもぎです。遅れました。間に合いますれば、カウントお願いします。

◯<P5>広大な綿花畑の中を汽車が走る。
かっこいい!1950年代アメリカ南部、黒人男性と少年の物語、でしょうか。この文字数で、まるで映画をみたかのような心地よい余韻です。お題からの距離感も近すぎず遠すぎず洗練されています。
◯<P18>お子様ランチの唐揚げがもぞもぞと動いて、脱皮しようとしている。
もぞもぞ動いて脱皮っていうとどうしても虫を連想してしまう・・・唐揚げ好きなのに(泣)
それはさておき、すごくナンセンスでおもしろくて好き。不思議の国のアリスみたい。
△<P10>部屋は密室だ。
推理小説かなと思わせてグングンと不条理な世界へ連れていかれるのがゾクゾクしました。
△<P11>黒い蟻塚の中に小型人類の要塞が築かれていた。
SF〜!最後の
>偶然真下から地盤を抜いて飛び出た土竜がその空洞に充満する寒気に驚いて、すぐさま引き返し地中深くへと逃げ潜っていった。
がすごく不穏感を醸し出していてよいです。続きがよみたい!
×<P9>夜空の星が全て落ちてきた。
>「実は宇宙は一つの大きな果樹園ですから」
が素敵。ファンタジーな雰囲気がすごくよいです。
いや、でも、『Pちにち』って(笑)『Pちにち』に逆選1票投じます。

@選外評
<P3>古坂大魔王が売れて良かったなぁ。
ありがとう!きっとだれかがPPAPネタをいれてくれると思っていました。
<P7>パンケーキ屋は平和だ。
オシャレー♪小粋なカンジでよいです。
<P19>チョット、
しまった〜笑ってしまった。

【選評】P - 胡乱舍猫支店

2017/01/23 (Mon) 01:30:13

今年もよろしくお願いします。
遅刻です。申し訳ありません。

◯P13
>近頃、町のあちこちでPという看板を見かける。
正体が何かは読者に任せるって言うのが好きですね。何でしょう?Pって…個人的にはモフモフしている気がします。

◯P19
>チョット、足を引っ込めてみたのでR。
これぞ超短編って感じでスパッと決めていいですね。この後、コッソリ舌を出してそうです。

×P2
>忘れられた夢の、当に今にある、響きの発散は、限
和風(?)の文体だからでしょうか?1番遠いというか、この作品だけ「P」を感じられなかったので申し訳ありません逆選で。

一文字って難しいですね。

【選評】P - 青島さかな

2017/01/23 (Mon) 00:24:57

あけましておめでとうございます。青島さかなです。お久しぶりです。

Pで検索すると、なんとかPというプロデューサーばかりヒットしてやりきれないね。Google殺しだね。

書きなぐってみましたが、消すのも何なので、そのまま載せます。


>P1「これが永遠ですか」

 違います。永遠は8です。0でもOでもDでなく。9でもましてやPでもなく。それどころかPは未来です。ごめん言ってみただけです。
 さて最後の2行は「超短篇ぽい」という理由だけになっている気がします。ちょっと内容と距離があるように感じたのと、2行のバランスもおかしい気もして、残すならせめて「会話は途絶え、暗い研究室の中でケースの蛍光灯だけが白く光り続けていた。」と一行にしてはどうでしょうか。また最後の一行で焦点が蛍光灯の光源になってしまってますけど、本当にこれで良いのかなあと思いました。Pよりも蛍光灯なの……あ! Panasonicの蛍光灯ってことか!(違)

>P2忘れられた夢の、当に今にある、響きの発散は、

 小難しい言葉をたくさん使っておられますが、あまり並べ過ぎるのも考え物かと。アクセントだらけで目がチカチカすると言いますか、例えるならスパンコールだらけの上着を着ているような感じ。テレビでみるとそれっぽいのだけれど、実際に着てみると決して格好良くは映らないと言いますか。ワンポイントの方がお洒落だと思うよ。

×
>P3古坂大魔王が売れて良かったなぁ。

 ホントこの人良い意味で変わんねぇなーと思ったけど、違う人なのか。ギリギリのラインで掠めて飛んでいくような危うさ。半歩間違えたらダサくなりそうなバランス。とはいえ「宙を離れて」だけ浮いてるような(巧いこと言った体で)。逆じゃないのかなー「地面を離れて」では? こういうの書ける人少ないと思うので、今後を期待しつつ×を進呈。

>P4 休み時間のたびに、彼Qはうちの教室にやってくる。

 読み切れていない気がすごくするのだけれど、直線ABと直線PQがそれぞれ回転しながら交わって、同じ直線の右端(A)と左端(B)はどう足掻いても重なり合うことはないってこと? うーん数学っぽい気がするのだけれど誰か詳しい人カモン! ここに理由がしっかりあって納得がいくのであれば〇を付けるのだけれど、判らないってことは読者に伝わり難いということで、策者の選んだ題材がマニアック過ぎたという点で差し引きゼロという感じの評価でした。あ、それと主役がPじゃなくてAになってないですか?

>P5  広大な綿花畑の中を汽車が走る。

 ありがちかもしれませんけど、この書き方だと最後の一行を書かないでPを表現してこそなんじゃないですか? というのは、最後の一行で「チャーリーPトウェインのPか!」って驚きが欲しくなる書き方だと思うんですけど、ほとんどの読者が「誰それ?」っていう感想になっていているんだと思います……というか本当に誰? 検索の仕方が悪いのかなあ。

>P6 見たことのない文字であつたが子葉に似て

 アルファベットのPを見たことないってホントかよ!?っていう対策のために古臭い文体を選んでいるのでしょうけれども、そのテクニックの所為で読者が映像をイメージし難くなっているような。超短篇てさ、短さってさ、蝶なわけじゃないですか。蝶が自由に飛んでいない感じというと伝わりますか。伝わりませんかそうですか。

>P7パンケーキ屋は平和だ。壁にはサヴィニャックのエッフェル塔のポスター。

 美しさを美しいという文字を使わずに表現するのが小説だ、と誰かに怒られた記憶があります。超短篇は文章量が少ないから、いつも以上にもっと細部の表現にこだわって欲しいです。完璧な笑顔、心臓が早鐘を打つ、思わず息を止めて、歌うように続ける、射貫くように、、、、これだけありふれた表現が並ぶと切り取った場面が非道く安っぽく映ります。ストーリィもちょっとありがちで単調ですよね。

>P8「……ポップフライ」

 Pターンてありそうだなー。でもUターンだって地方から中央行って地方に戻るわけだから、そういう意味じゃOターンという気もするね。レンコン畑で泥まみれで抱きしめてくれよ……って響きが面白い! 絶対厭だけど! 押すなよ! 絶対押すなよ!

>P9夜空の星が全て落ちてきた。

 いまいち策者のイメージと読者のイメージが合ってない気がする。もっと策者は他の絵を読者に見せたかったのではと思ってしまう。たとえば一行目の「星がすべて落ちてしまう」というのは、けっこう強い一文なのだけれど、主人公が手にしたのが一個だけだったり、すぐに新しい星が瞬き始めてしまうという時系列に違和感があったりで、たぶんこの強い一文から紡がれる物語は、策者が思うほどには読者の中で消化しきれていないと思う。
 「日」という文字の一部を食べたから「P」になったとも思うけど、逆に「P」が成長して最終的に「星」という文字になるということかなあ。「P」がやがて「星」の上の「日」になって、いずれ「星」になるという。そうなら最後は「一日」であるのだろうから「Pちにち」でなく「一P」かなあ、これだと死ぬほど伝わりづらいけど。あと「全く見たことない光景」ってちょっと弱い表現だよね。ここの表現をもっとこだわって書くとぐっと良くなると思う……向き合おうよ! 500文字だって小説だぜ!


>P10 部屋は密室だ。宝物のPは、百人の警官隊によって包囲されている。

 正直〇を付けるの迷ったんですけど、なんというか文章のバランスがとても良くて、無印にして良い策品じゃない気がしてしまいました。巧くてさらに雰囲気もある……んだけど何か物足りない気も一方でするので迷ってしまう。
 僕が読めなくなっているのかなあ。この話のPって何でしょう? 宝物Pってダイヤなのかしら? ずいぶん前に親指Pの修業時代って本があったけど、ペニスのPではないよね? そうだったら物語的に凄い好みなのだけど、もう少し書き方変わるかなあ。男の明智を飲み込んで、お腹の中で明智が少女化して、余ったペニスを取り出して指輪にするってのなら……なんだそれ!? ちょっと読んでみたいよ!

>P11 黒い蟻塚の中に小型人類の要塞が築かれていた。

 空洞の蟻塚にモグラの穴でPってこと? 他に意味がありそうな気がするのだけれど、読み切れませんでした。謝りませんけれど。判る人だけ判れば良いなんて自己満足だぞ!(ちくしょー)(なんだなんだ?)(さかなさんが読めなくなってるだけなんじゃないの)(さぼり過ぎ)(読み切れないなら黙ってろ!)
 お前ら非道過ぎ。さてさて。光線にはとても恐ろしいメッセージが隠れていて、小型人類は慌てて逃げ出したという話かなと思ったのだけれど……それまで。余韻というより消化不良である感じ。メッセージの意味が少しは伝わって欲しかった。で冒頭の感想に戻るんですけど、たぶんPと関連する答えがあるんじゃないかと予想、というよりあってほしいという期待か。


>P12 父が死ぬまでの数年間、私たち姉妹は洞窟の中で暮らしていました。

 なるほどねー北斗七星をPに見立てたんだ。着眼点は面白いのだけれど、着眼点が一番面白いという点が勿体ない点になっている気がします。着眼点の良さに負けないように、ストーリィにもうひとひねりあると良いなあという印象。



> P13 近頃、町のあちこちでPという看板を見かける。

 なるほど、いやホントなるほど。これは。
 Pじゃなくてもって意見もあるけど、さかなさんはPがいちばんしっくりくる文字じゃないかなと思いました。


>P14 午後になっても教授からの連絡はなかった。

 下ネタというわけじゃないんだけど、変に「情熱的に突出したモノ」とか書いてしまうより、いっそ一言「P」とか書いてしまう方が下品にならないと思うよ。
 思い浮かんだものを物質化するのに何で磁力が発生するのか、理由がよくわからんかってん。

> P15初めて会ったのは池袋だった。上京してきて最初に降り立った駅。

 3センテンスあるうちの最初の2つは面白いです。どこに飛んでいくのかワクワクしたんですけど、あまり広がらずに小さくまとまって着地してしまったのが残念でした。急ブレーキを踏まれた感じ。キキーって。アクセル踏みっぱなしで突っ走ろうぜ!


> P16 箒星Pが夜空に現れ、凶兆だ、と国中が混乱に陥った。

 構成がP13と似ているけど、こちらは最後の二行をもっととんでもないとこに着地させて欲しかったです。魔女が出て「おっ!」って思ったんですけど、「そのまま滅ぶんかい!」っていう感じです。それなら2行は書かなくても良いじゃない。だって数多ある想像の中で一番可能性の高い着地点だもの。例えばもっとぶっ飛んで「眠ったまま餓死するものが出始める中、半数の死体からお腹を食い破って新しいいのちが生まれた。臍の緒も繋がったままの赤子たちが天を指さすと、箒星Pは進路を変え地上に近づいてくる。赤子たちと箒星が……(この先を読みたい場合は「さかなさん大好き!」と3回唱えてください)


 書かないけどな。


>P17 白い部屋のなかでわたしは匿われている。

 PersonでもT'm Perfect Human!でもprimitive良いですけど、パーフェクトって割には思考が安っぽい。外に出てみたいと言ってみたり、私は絶望しないと強がってみたり、500文字の中ですら主人公の思考が揺れちゃってるじゃん、どこがパーフェクトなのさ。パーフェクトという言葉の持つイメージには、思考の揺れって一番遠いところにあるような気がするんですよね。自信満々の主人公の方が合ってる気がします。あと設定に凝ったため、世界観を伝えたいと思うゆえ、文章が説明的過ぎて面白味に欠けています。書くこと、書かないこと、読者を信じること、信じないこと、切ること、切らないこと、喋らせること、喋らせないこと、バランスは難しいけど、まるで俳句のように500文字の先にある世界がどれだけ広いのかを感じさせて欲しいです。虫かごみたいな大きさじゃ、蝶はうまく飛べないぜ!


>P18 お子様ランチの唐揚げがもぞもぞと動いて、脱皮しようとしている。

 Pを旗に見立て、そこからお子様ランチの旗に行って、話を作ってみましたって感じでしょうか。脳内亭さんのいうようにちょっと姑息な匂いがするよね。ここら辺はもう趣味の話ですけど、これに票を割くのは負けた気がするよね。


>P19 チョット、足を引っ込めてみたのでR。

 みたのであーる。ってことだよね。んでRの足を引っ込めてPと……この策者本人だけがドヤ顔してそうで、周りはオヤジギャグに愛想笑いしているイメージが策者に伝われば良い! と思ったけど、意外と票を集めているのだなあ。んでは滑ってると受け取る人も一定の割合でいると思いますくらいにしておきます(逃)。策者的には滑るのも覚悟しての挑戦だとは思うんですけど、個人的に一行策品はネタに走らない方が読者に響くと考えます。一発ギャグっぽくなっちゃうんだよね。それを好きな人も一定の割合でいるってことだから、間違いではないのでしょうけれども。


> P20 一連の事件の犯人は誰もが羨むセレブ妻だった。

 なんとなくですけど、セレブ妻に反感持つのって女じゃないのかなあ。あ、反感もたれてるなら、誰もが羨むという表現と矛盾するね!と無理やり瑕を探してみたり。
 会話文と相槌だけだと、ライトノベル(失礼)みたいだね。もう少し寄り道しても良いと思います。



以上、あなたのさかなさんでした。

【選評】P - 千百十一

2017/01/23 (Mon) 00:00:26

◯ P4
>休み時間のたびに
数学の問題で、点PやQは動けるのにAやBは動かなかった気がします。円Oのかわりに正選の◯を。

◯ P6
>見たことのない文字であつたが
「つ」を大きくして古い文学の雰囲気を出すなら旧仮名に徹しても良かったのでは? ただし、文字そのものを題材にしたおかげで、このお題でなければいけない話になっていて良かったと思います。

×P16
>箒星Pが夜空に現れ
Sは何なのだろう。地震のP波S波を連想しつつ、物語にその関係は読み取れないような……。そもそも見当違いでしたらすみません。

△P11
>黒い蟻塚の中に
これだけ意味ありげなお膳立てして、お題の処理はそこですか!

【選評】P - はるな

2017/01/22 (Sun) 22:57:09

お久しぶりです。よろしくお願いします。

◎<P18>
>お子様ランチの唐揚げがもぞもぞと動いて、

一行目でやられました。(まだPが出てきてないのに)
「P」のおもちゃの旗の感じと、作品の雰囲気がぴったりです。ちりばめているPも自然だし、話としてもちゃんとおもしろい。


△<P15>
>初めて会ったのは池袋だった。

私と「P」の距離感がいいなあと思いました。
仲間だったんだなって納得しながら、逃げるところとか。いい意味でひっかかって、なんか気になる作品です。


△<P13>
>近頃、町のあちこちでPという看板を見かける

Pでなくてもいいのでは? って思いそうだけど、やっぱりPじゃないとダメなんだと思います。駐車場のPにまぎれてるので、気づかなければ気にならないけど、気づいてしまったら気になって仕方のない感じとか。
Pである必然性が絶妙だなあと思いました。


×<P9>
>夜空の星が全て落ちてきた。

星がPの形をしているというのがうまく想像できませんでした。小さな輝くものの形が判別できるのかなあって。
好きな話だからこそ、もやもやした部分が残ってしまったので逆選にしました。

【選評】P - はやかつ

2017/01/22 (Sun) 22:31:48

そういえば「K」もありましたね。丁度5年前のこの季節か…
当時と評価の軸が全然違ってたら申し訳ないような。でも5年は人を変える!ってことで一つご容赦を。

P3
> 古坂大魔王が売れて良かったなぁ。

P波で行くなら、他のPがらみは全て隠しコマンドにしたほうがインパクトあったかも。

P4
> 休み時間のたびに、彼Qはうちの教室にやってくる。
綺麗。ああ、こういうのが書きたかったけどムリでした。ただ、PとQの出会う頻度と周期が合っていないように見えるのが瑕と思いました。これ、ほぼ同じ周期と見えましたが…読み間違い?

○P5
> 広大な綿花畑の中を汽車が走る。
ウルトラ反動大統領の就任演説全文を読んだあとにこれを読むと、尚更に沁みてくるものがあります。さらっとした書きっぷりですが、じんわり来ます。

P6
> 見たことのない文字であつたが子葉に似て可愛らしく思えたので
「大きき」という言葉はないと思います(終止形が「大きし」になるはずですが、そういう形容詞はないと思われます)。擬古文調、というか明治時代の文体かもしれませんが、その効果のためには文法的に違和感ないことが重要と思います。

△P8
> 「……ポップフライ」
このテの作品にはどうにも弱いです。終盤の「〜もねー」の畳み掛けでやられました。

P10
> 部屋は密室だ。宝物のPは、百人の警官隊によって包囲されている。
Pである必然性が全くないことを除けば、ほぼパーフェクトに近い作品と思いました。

P12
> 父が死ぬまでの数年間、私たち姉妹は洞窟の中で暮らしていました。
気になって調べました。なるほど、正月頃に北斗七星が見えるというのは北東方向の低い空。つまり洞窟はその方向に向かって開いていたわけです。こういう緻密な書かれ方はいいですね。でも、「P」が北斗七星だと種明かしされると何だか興ざめしてしまうのも悪しき消費者の習いといいますか、想像する楽しみを残しておいてくれたほうが私には良かったです。

○P13
> 近頃、町のあちこちでPという看板を見かける。
パーキングあたりでかろうじてPに引っ掛かっているだけで、ほとんどPではなくてもいいあたりがむしろ好感。このふわふわモヤモヤ不条理感、快感です。

×P15
> 初めて会ったのは池袋だった。
どうしても気になる作品だったので逆選で。最初にナンパしてきたのが、その「P」だったという展開に、不思議なカタルシスを覚えました。それだけに最終段で明かされる話者の過去がちょっと唐突というか、取って付けたように思えてしまって。

△P18
> お子様ランチの唐揚げがもぞもぞと動いて、脱皮しようとしている。
馬鹿馬鹿しいながらもワクワクする超短編の王道的作品。Pが何かはっきりとはわからないあたりも、むしろ良いです。

【選評】P - つとむュー

2017/01/22 (Sun) 22:08:59

今年もよろしくお願いします。
アルファベット一文字のお題って難しいですね。
謎解きっぽい作品が多くて、すべてを読解できずに申し訳ありません。
選評や結果発表後の掲示板での解説が楽しみです。

〇<P8>
>「……ポップフライ」
Pターンという微妙な現象を、
男女二人の関係で表現する試みが面白かったです。

〇<P15>
>初めて会ったのは池袋だった。
放送禁止用語みたいに、というところが印象的でした。
仲間と思いつつ逃げている主人公に不思議と同情してしまいました。

△<P9>
>夜空の星が全て落ちてきた。
宇宙は一つの大きな果樹園で星が落ちてくるというアイディアが
とてもロマンチックで素敵でした。

△<P19>
>チョット、足を引っ込めて
まさか、Rが足を引っ込めてPとは!?

×<P13>
>近頃、町のあちこちでPという看板を見かける。
楽しくて、個人的にはとても好きな作品なのですが、
Pらしかったのは「駐車場」だけのようで、
他の文字でもいけそうな気がしたので、×にさせていただきました。

以上、よろしくお願いします。


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